懸樋のブログKAKEHI’s Blog
「懸樋のロゴマーク」
2009.12.19
当社のロゴマークは、懸樋の先祖の宮大工が代々使用してきたものです。材木とか大工道具などに目印として「焼印」して使っていました。
このひし形マークの中の『か』という字の直角に曲がってる部分は、大工道具の「さしがね」を表したものです。
「さしがね」とは大工が使う直角に折れ曲がったものさしのことです。
大工道具というと、「かなづち」や「のこぎり」や「かんな」などが思い浮かぶかもしれませんが、これらはいずれも木材を加工する道具です。
しかしいきなり木材を加工することはできません。まずは設計図に従って加工するために、切る長さや位置、どこに穴をあけていいのかなどの基準を決めてやらないと加工できません。それをはかって指示していくのが「さしがね」です。
大工はこの「さしがね」を使って長さや直角をはかり、材料に墨をつけて家を建てていきます。長さや直角が間違っていると、家を建てることができません。
大工の見習いは、最初はかんなの刃を研いだり、「のこぎり」や「かなづち」をあてがわれたようです。それらはいずれも木材を加工するための道具です。
「さしがね」は基準になる寸法や印をつけるための道具です。建物全体が頭の中に入っていないと使うことができません。
まず「のこぎり」や「かなづち」で加工技術を体得して、それから建物全体を理解できるようになってから、最後にたどりつく大工道具がこの「さしがね」です。
つまり「さしがね」を持つものは総責任者の棟梁のことなんです。
基準となる墨をつけることができる「さしがね」のマークをこれからも大切にしていこうと思います。
このひし形マークの中の『か』という字の直角に曲がってる部分は、大工道具の「さしがね」を表したものです。
「さしがね」とは大工が使う直角に折れ曲がったものさしのことです。
大工道具というと、「かなづち」や「のこぎり」や「かんな」などが思い浮かぶかもしれませんが、これらはいずれも木材を加工する道具です。
しかしいきなり木材を加工することはできません。まずは設計図に従って加工するために、切る長さや位置、どこに穴をあけていいのかなどの基準を決めてやらないと加工できません。それをはかって指示していくのが「さしがね」です。
大工はこの「さしがね」を使って長さや直角をはかり、材料に墨をつけて家を建てていきます。長さや直角が間違っていると、家を建てることができません。
大工の見習いは、最初はかんなの刃を研いだり、「のこぎり」や「かなづち」をあてがわれたようです。それらはいずれも木材を加工するための道具です。
「さしがね」は基準になる寸法や印をつけるための道具です。建物全体が頭の中に入っていないと使うことができません。
まず「のこぎり」や「かなづち」で加工技術を体得して、それから建物全体を理解できるようになってから、最後にたどりつく大工道具がこの「さしがね」です。
つまり「さしがね」を持つものは総責任者の棟梁のことなんです。
基準となる墨をつけることができる「さしがね」のマークをこれからも大切にしていこうと思います。