懸樋のブログKAKEHI’s Blog

「懸樋の建築工事④ 『鉄筋工事』」

2009.10.31

コンクリートは圧縮の力にはとても強くて頑丈なんですが、せん断や曲がりの力にはとても弱く圧縮の1╱10程度しかありません。そのため建築のコンクリート部分にはのように鉄筋が入っています。これによりコンクリートに粘りがでて圧縮にも曲がりにも強くなります。

鉄筋の検査項目は、材料の品質検査や鉄筋を組み立てた時の間隔や本数などこの他にもたくさんたくさんあります。鉄筋工事は建物構造の強度に直結しているので、とてもきめ細かい管理と検査が必要です。

コンクリートを流してしまうと、見えなくなって間違いをなおすのはとても困難なので、鉄筋の組み立てが完了したら担当者だけじゃなく、数人でいろんな視点で検査をしていきます。検査の記録は写真や検査表に記録します。

鉄筋の検査に合格したらコンクリートを流し込むための型枠工事が始まります。

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