懸樋のブログKAKEHI’s Blog

「懸樋の建築工事② 『杭工事』」

2009.09.11

建物の位置が決まって建設場所の囲いや準備が整うと、杭や地盤改良の工事が始まります。

まず杭の位置を地面に出していきます。杭の位置や間隔などをいろんな方向からみて何度も確認していきます。
杭には地面との摩擦の力で建物を支えるものと、地中の堅い支持層というとこまで杭を打ってそこで建物を支えるものがあります。

いずれにしても地中深く打ち込まれるんで、杭の材料の検査をきちんとして有資格者で作業を行い、一本一本厳重に位置や傾き、高さなどの管理、セメント量の確認などをしながらして工事をしていきます。

杭の支持層の確認は事前に行ったボーリングのデータと現状の土質を照らし合わせたり、杭打ち機に備え付けられている電流計の負荷から確認していきます。
土を掘って杭の頭が出てくると、また杭の確認をします。杭の中心はずれてないか、高さはいいかなどを確認をしていきます。

杭工事がすんだら基礎をつくるための土工事が始まります。

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